※HPリニューアルで2020年2月4日より前の写真が無掲載になっておりますのでご了承くださいませ。
__________________________________________________________________________________________________

ターコイズと彫りに拘るジュエリークリエイター カネコダイキです。

今回は「ターコイズ 逸話まとめ」についてです。

土の中から初めて鮮やかな空色の綺麗なターコイズを見つけた人は本当に驚いたのでしょう。

 

ターコイズは紀元前の5000年も前から、

装飾や装飾品、顔料など様々な用途で使われて来ています。

 

その歴史のあるターコイズは古くから沢山の逸話があります。

昔から神聖なものとして、王様や部族のなかで伝承されてきています。

その中でも有名な逸話について、まとめてみました。

 

「持ち主を守る石」

危険が迫ると色が変わって知らせてくれると中世のヨーロッパで人気を博した。

落馬や怪我などを防ぐとされ、十字軍に以降に広まったとされています。

(13世紀 ヨーロッパ)

 

「人からプレゼントされる事で効果を発揮する」

とある王が息子に色の変わっていたターコイズを渡した、

その後なぜか鮮やかな色に回復しました。

その息子は馬から落馬する事後を起こしていまいました。

しかし骨折するほどの落馬であったが無傷ですんでいた。

その変わりターコイズが2つに割れていて身代わりになってくれていた。

(17世紀 ヨーロッパ)

 

「空に色を染めたターコイズ」

ネイティブアメリカンの間では、昔空には色がついていなかったとされていて、

神がターコイズの粉末で空に色を染めたという伝説があります。

それからターコイズの粉末を使い、雨乞いの儀式に使われる様になったといわれています。

(紀元前 アメリカ)

 

ターコイズにはただの宝石としてではなく、守り石として伝承が多くあります。

旅のお守りとして、ターコイズを眺めると弓の精度が上がる等のお話もあります。

 

それはターコイズの性質が関係しています?

ターコイズは気温や湿度などで色が変わる事があります。

それが旅の途中の気候の変化を読み取り、目で見える危険を察知することに繋がっています。

 

またターコイズの青色を見ると、心を鎮静してくれる効果です。

青色は心理学的にリラックスする効果が証明されていて、

心拍数がゆっくりとしたり、体感気温も下げてくれる効果があります。

そのリラックスする効果が神聖な宝石になった1つの理由でもあると思います。

 

身代わりになってくれる伝説については、本当に奇跡ですね。

車の事故で怪我を負わなかったお話や、

ターコイズを紛失し長い時間探していた為、

帰り道の事故に巻き込まれなかったお話。

直接聞いた事がある話もありますが、本当に不思議でした…

 

探していたターコイズは結局見つからなかったのですが、

危険を感じて見つからない様に、隠れて守ってくれたのかも知れませんね?

 

「ターコイズ 逸話まとめ」についてでした。

BIG TREE