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ターコイズと彫りに拘るジュエリークエイター カネコダイキです。
今回は「彫金 柄彫り」についてです。
彫金の彫る柄には沢山の種類がありますが、月桂樹についてお話します。
（手彫り：月桂樹）
柄を彫るにはまず下絵が必要になります。
彫金には下絵がとても重要でその下絵が綺麗に描けなければ、完成した彫りも綺麗になりません。
下絵を綺麗に描けることも彫金に必要な技術の1つになります。
では下絵を書いてから、それに合わせて彫ります。
まずは２本線をいれます。
（線が薄く少し見ずらいです。）
そして中心に線を描きます。
中心の線から、端の線に漢字の八の字の様に線を入れます。
片側が終わったらもう片方も同じように書きます。
これで下絵が完成です。
そして毛彫りタガネを使い彫りを入れます。
彫りを入れる順番も決まっています。
（彫り入れの順番を間違えると綺麗な彫りになりません。）
順番は線を描いた順序と同じです。
2本線
中心
八の字
もう片方
そして葉脈を彫り入れて、月桂樹になります。
月桂樹の葉脈は葉の中心から中心へと彫ります。
(別角度の一枚）
彫金の柄を彫るには１つずつ、下絵を描き、彫りをいれます。
その為下絵を覚えて、彫る順番も覚えて１つの柄を覚えます。
そして新たな柄にもそれぞれ順序や使うタガネも異なったりしますので、
慎重に１つずつ覚えることが大事です。
「彫金 柄彫り」についてでした。
BIG TREE カネコ ダイキ
